あと二週間もすると五節句の内のひとつである女の子の節句「雛祭り」です
以前にも書いたと思いますが
雛祭りは五節句の中の一年の始まりから２番目の節句となる上巳（じょうし）の節句（和名を桃の節句）と言います
その季節の草や木に因んで、五節句には季節に応じた植物を食することで邪気を払うと言われてきました
1月7日 …人日（じんじつ）の節句
和名：七草の節句
食 ：七草粥
3月3日 …上巳（じょうし）の節句
和名：桃の節句
食 ：桃花酒（江戸時代以降は白酒）
5月5日 …端午（たんご）節句
和名：菖蒲の節句
食 ：ちまき（江戸時代以降は柏餅）
7月7日 …七夕（しちせき）の節句
和名：七夕（たなばた）
食 ：さくげ（江戸時代以降はそうめん）
9月9日 …重陽（ちょうよう）の節句
和名：菊の節句
食 ：菊酒
もともと節句は、季節の変わり目・節目を意味し、邪気を祓い、無病息災や五穀豊穣などを祈り、神様にお供え物をするご神事（お祭り）の日です
さて、そんな雛祭りに欠かせないもののひとつに桃の花があります
我が家の花桃もたくさん蕾をつけていて、白・赤・ピンクと3色の花をつけるので咲くのはまだまだ先ですがとても楽しみ♪（花桃は観賞用に改良されたものです）
隣にある南天の木も「難を転じる」～悪い事を良い事に転じ、厄除け、邪気払いなどに効果があり、霊的なものを退けると言われていますが、桃も魔除け、厄除け、邪気払いにアイテムとしては最強！
実、種、花、枝、葉の一枚にいたるまで桃は鬼を恐れさせ退けると言われています
日本神話でイザナギノミコトが黄泉の国から逃げかえる時にいよいよ最後の地上への入り口で追って来た黄泉の国の鬼女たちに桃の実を投げつけ退散させた話しは有名で
その時にイザナギノミコトは「お前がわたしを助けてくれたように、この日本の人間たちが、つらいことや苦しい目にあった時に助けてやってほしい」と、桃の実に「意富加牟豆美命」（オオカムズミノミコト）という神の名前をつけました
この桃の実が桃太郎のお話しのルーツとも言われています
三年前に行った陰陽師 安倍晴明公をご祭神とする京都の「晴明神社」の本殿前にも厄除けの桃が置かれていて、陰陽師は魔除けのお札作りに桃の枝を使ったそうです
桃に関してもっと知りたい方はぜひ調べてみてくださいね
花桃の花が咲いたらまたブログでご紹介したいと思います
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瞑想会開催のお知らせです
3月19日（日曜日）に今年2回目の瞑想会を開催する予定です
詳細は3月に入りましたらお知らせさせていただきますが、次回は春分の日も近いことから、冬が終わり心身ともに健康で春に向かってステップアップ
精神面の強化と体の免疫力アップをテーマに考えてみたいと思っていますので、参加ご希望の方は楽しみにお待ちくださいね
