釧路シンギング・リン音響セラピー風の木「響かせるということ」

「風の木」は北海道釧路市の住宅街にある音響セラピーサロンです

数年ぶりの美瑛「青い池」~新十津川町 新十津川神社(旧:玉置神社)へ ②

二日目は美瑛から新十津川町へ向かい、またいろいろ寄り道をしながら到着したのは11時過ぎ

何とかぎりぎり午前中には入れました

早速、新十津川神社(旧:玉置神社)を参拝させていただきます

新十津川神社は奈良県十津川村から移住してきた人たちが住んだ町で、奈良県十津川の玉置神社のご祭神を分霊し、お祀りしている神社

新十津川神社(旧:玉置神社)

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※一の鳥居

f:id:kazenoki:20211021160727j:plain※二の鳥居

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※社殿

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お社は小さいですが、やはり雰囲気は奈良の玉置と同じ厳かさを感じます

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※玉置神社の上についている社紋は「洲浜紋」で奈良の玉置神社と同じでした(社殿様式 神明造)

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「大和なる 玉置の宮の弓神楽(ゆみかぐら)弦音すれば悪魔退散」と詠まれ、全国でも珍しい奈良 玉置神社の悪魔退散の御札(上の部分の赤い紋が社紋「洲浜紋」)

f:id:kazenoki:20211021160804j:plain「神に呼ばれなければ辿り着くことができない」と古くから言い伝えられる熊野三山の奥院 奈良 玉置神社

f:id:kazenoki:20211021160902j:plain着いた途端、頭上に白鳥の連隊が現れ出迎えてくれましたが、カメラを構えたときにはもう豆粒くらいに…でも次の出雲大社新十津川分院を後にするときにも現れてくれました

新十津川神社(旧:玉置神社)】公式サイトより

明治22年奈良県十津川村の有する吉野郡一帯の豪雨により、生活の方途を失った人々が北海道へ移住する事に端を発し、明治24年1月14日に本村役場側に仮殿を設けて、奈良県十津川の玉置神社5柱の御分霊を奉斎した。

同27年6月24日、本村上徳富のシスン島に仮殿を建築、同31年水害により現在の高台に奉遷し、同33年9月には社殿を造営、更に大正4年には現在地に社殿を新築した。母村、玉置神社は上代神武天皇がご東征の折玉置山で休まれたと伝えられ白河法皇9回、鳥羽法皇は20数回、後白河法皇は32回、後鳥羽法皇31回、後嵯峨法皇2回、亀山上皇1回という大変な数の参拝を数えると伝わる。本社は玉置神社と同名にて奉斎し大正4年大正天皇ご大典記念として社殿を新築。その間明治28年8月24日公認神社として認可され、大正4年12月21日に村社、昭和5年8月に郷社、同18年1月15日に県社となった。

さらに昭和42年社名変更をし、新十津川神社となる。平成2年に鎮座100年を迎え母村十津川村より杉、桧材を奉納賜り本殿、社殿、廊下、社務所を改修、神饌所を新築、平成9年神前を横断する車道と2曲りしている参道を直線に改修し現在に至る。

御祭神5柱
國常立尊(くにのとこたちのみこと)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冊尊(いざなみのみこと)
天照大神(あまてらすおおかみ)
神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)

宮司さんから御朱印をいただいた時に「どちらから来られたんですか?」と聞いてくださったので、今回釧路から出向いた事情をお話しすると

「ここは奈良の玉置の神様をそのままお祀りしていて、同じように強い力を持っていますので行ったと同様です」のようなお言葉をくださいました

元ちゃん、良かったですね。次はきっと奈良の玉置神社に辿り着けるでしょう

新十津川神社の次に向かったのは(すぐの距離)出雲大社新十津川分院

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※社殿前の狛犬の横には「因幡の白兎」がお伴をしていました

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※拝礼の仕方は出雲大社と同様です

社殿創建 明治43年9月23日
宗祠 出雲大社島根県出雲市大社町
御祭神 主祭神 大国主大神
相殿の神
天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)
神皇産霊大神(かみむすびのおおかみ)
天照大御神 (あまてらすおおみかみ)
産土大神  (うぶすなおおかみ)
天穂日命  (あめのほひのみこと)

出雲大社新十津川分院】公式サイトより

本町開村の移住者である十津川衆(十津川村の士族)は、移住前の明治4年、奈良県十津川村において祖霊祭祀(それいさいし)(先祖祀り)を、仏教から我国古来の信仰である神道に改めました。

この事によりそれまでの仏教の宗派に変わる神道の教派を定める必要性が生じました。一村の協議の結果、福徳の神として知られ、魂の安寧をこの世・あの世の隔てなく守護される大国主大神をお慕い申し上げる出雲大社教に定め、一村を挙げて出雲大社教の教徒になりました。明治18年の事で御座います。

ゆえに明治23年、開拓の為に入植をした十津川衆はすべて出雲大社教の教徒でした。以来、開拓の辛苦にも「出雲の祈り・祖霊冥福の祈り」を心の柱として開拓の難儀を乗り越えて、労苦二十年の成果を御造営に捧げ当分院社殿を建立致しました。明治43年の事で御座います。

以来百年、福徳の神として衣食住の安泰を守り、己が命の根方である先祖の冥福を守護される大国主大神への敬慕と感謝の真心は「出雲の祈り」として子々孫々に継承して今日に到ります。

平成21年7月19日には 社殿造営百年奉謝大祭が出雲大社教管長 千家達彦(せんげみちひこ)公 斎主の許、厳粛な中にも晴れやかにお仕えされました。今日、由緒ある分け宮として分院の尊称を特に許され、祖霊祭祀はもとより、道内各地より『幸せのえにしを結ぶ縁結びのお社』として御参詣を戴いております。

勝手に奈良を自分の第二の故郷と決めている私ですが、新十津川町は奈良十津川村から移住してきた人たちが作り上げてきた町で、またこうようなご縁をいただけたことに感謝をしたいと思います

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新十津川町を出て、その後はまた各地の道の駅などに寄りながら、二泊目は帯広のプレミアホテルCabinに宿泊

帯広までの道のりはもうすでに夕刻過ぎだったので新得サホロなどの山道は真っ暗でけっこう怖く、熊恐怖症の私はかなりドキドキでした(笑

来年こそはコロナも落ち着いて、脱マスクをして、行きたいところへ行き、自由に行動できる日常に戻ってほしいと願うばかりです

それでは明日、倍音浴瞑想会に参加される皆さまはどうぞ気をつけておいでくださいね

一緒に癒されて、楽しみましょう♪
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