今朝、主人がリビングで小さな蜘蛛が歩いているのを見つけティッシュペーパーでつかもうとしていたので「潰さないで外に出してきて」と言ったら
「そんな事したらまた入ってくるんじゃない」
「朝の蜘蛛は殺しちゃダメでしょう」
そんなやり取りがあり、けっきょく蜘蛛は外に放たれましたが…
皆さま、虫は大丈夫ですか?
私もやっぱり苦手で、蜘蛛や蝶々が特に苦手です
とは言え、昔から言われてきた言伝え(教え)は決して意味のない事じゃないと思っているので、やっぱり朝蜘蛛は殺さない方がいいのではと思います
「朝蜘蛛は殺すな、夜蜘蛛は殺せ」
私は夜の蜘蛛も殺しませんが、何故こう言われるかは、朝蜘蛛は「福や良いご縁の人を連れてくる」など縁起の良いものとされてきたようです。一方、夜蜘蛛は不吉の象徴と言われきました
「朝蜘蛛を見ると晴天になる」
朝、蜘蛛が巣を張るのは晴天のときで雨天時には張らないため、朝蜘蛛を見るとその日は晴天で気持ち良く過ごすことができるため、一日の始まりの大切な時間に無益な殺生をしてはいけない(運を下げてはいけない)という戒めなのかと思います
「蜘蛛はお釈迦さまの使い」
芥川龍之介の『蜘蛛の糸』でイメージできるように、蜘蛛は極楽とこの世を糸でつなぐ生き物と考えられているため
そして蜘蛛は毒蜘蛛じゃない限り、コバエ、蚊、ダニなどの人にとって害となる虫を駆逐してくれる益虫で見た目はグロテスクでも良い虫なんです
そう言いながらも見た瞬間引きますが(笑
実家だった古い家に住んでいたとき、もう20年くらい前の話しですが、こんなことがありました
ある休日、友人と会うために玄関で靴を履こうと足を入れた途端、足の甲に超激痛が走り、何か刺さった感覚だったけれど「これは釘や針なんかじゃない」というのはわかりました。もう神経を貫き、脳天を突き破るような痛みに(◎_◎;)「なんじゃこりゃ~」
恐る恐る足を引いてみると出てきたのは大きなクロスズメバチ
その日から毎日毎日、多い時で3~4匹、家の中にクロスズメバチが入ってきて、一体どこから入るのか?母や、私の宝物であった竜(北海道犬)も居たので気が気じゃない毎日
それが…1ヶ月くらいすると全く現れなくなり、なんだったんだろう?と不可解な気持ちでしたが、それからさらに3ヶ月後ほど、ある理由で縁の下を業者さんに点検してもらったところ「スズメバチが大きな巣を作っていましたよ」とのこと
えっ、そのスズメバチは?と聞くと
「みんな死んで下にころがっていました。巣の横に大きな蜘蛛の巣が張っていたので蜘蛛が全部食べたんでしょう。片付けておきました」(巨大蜘蛛もこわいけど…)
我が家の縁の下で虫たちの生死をかけた戦いが日々繰り返されていたんですね
「ありがとう~蜘蛛!」って感じでちょっとだけ蜘蛛に対する見方が変わりました、が、やっぱり今も苦手は苦手(笑
もう少しでお盆ですね
お盆にはご先祖様が蝶やトンボなどの虫に姿を変えてやってくるとも言われていて、お盆に家の中に入ってきた虫や、自分にまとわりつく虫も殺してはいけないと言います
去年のお盆に書いた記事で、お盆にお仏壇にお供えするものを書いています
話しは変わり虫関連で
最近、物置の中に何か蜘蛛のようなバッタのような、それまで見たことのない虫が住み着いていて(10匹近くはいるかも)初めて見たときには石になりました😱
「う、うそでしょう…何コイツ」、木の枝で追い払おうとしたら、見た目は蜘蛛なのにバッタのように跳ねる~
ぎゃ~と思わず扉を閉めて「蜘蛛のようなバッタのような虫」と検索したら
「カマドウマ」という虫でした
興味があればネットで見てみてくださいよ~、本当に気持ち悪いの💦
向こうも気持ち悪いかもしれないけど💦
すぐツルハに行って相談すると、一度バルサンを焚いてみてください、とのこと
でもそのバルサンを焚いて死んだあとの死骸は・・・と思うと
いまだにバルサンを焚けず、ソフトにどこかへフェードアウトしてくれることを願い、虫コナーズを昨日吊るしてみたりして
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