私がまだ実家だった家に住んでいて、会社勤めをしていた時のことで
その時は母が亡くなってから1年ほど経った頃で、私は初めて飼ったセキセイインコのハクと、他2羽の鳥と暮らしていました
ある日、会社から帰り、ハクをカゴから出して別室で着替えていたとき
外から突然聞こえてきた子供たちが鳴らす爆竹の音に、ハクが驚いてバタバタと飛び立ったのがわかり急いで居間に戻ってみるとハクの姿はなく
「ハク~ ハク~」と名前を呼びながら
家具の裏や、あらゆるすき間を探しても見つからず、焦りは募ってゆくばかり
こんなに探しても居ないということは…
家の中のどこかに私の知らないすき間があって、そこから外へ出たのだろうか?とか、あり得ない妄想させ浮かんでくる始末
そして30分以上経ったとき
突然、浴室から「ピッチャーン」と水滴が落ちたような音が響いてきました
私はカビ対策のためいつも浴室のドアを開けっぱなしにしているので、もちろん浴室にも何度も探しに行った後だったのですが
その音がどうしても気になり確認に行くと
シャワー栓も水道栓も全く濡れてなく、どこにも水滴は落ちていなかったので不思議に思いながらも居間に戻ろうとした時にまた「ピッチャーン」と浴室に水滴の音が響きました
え?と思い、振り返ったときに、シャンプーなどを並べている収納棚が目について、まさかな~と思いながらシャンプーボトルの裏を見てみると
いました!わずかなすき間に
鳥はとっても臆病な面があります
恐怖と、わずかなすき間に挟まってしまった驚きで鳴くことも、身動きすることもできなかったようです
ハクを見つけた瞬間、「母が教えてくれたんだな」と思いました
母はハクを連れて行ったとき「えー、会社行っている間、どうするつもり?母さんは面倒なんてみないから」とちょっと怒っていましたが(笑
1ヶ月もすると「ピーちゃん、ピーちゃん」と可愛がってくれていました(なので、ハクが一番初めにしゃべった言葉は「ピーちゃん」です^^)
浴室から聞こえてきた水滴の音はそれが最初で最後、そのとき限りのものだったので
やはり見守られているというか、何かしらの助けのサインは降りてくるのだなと思える出来事でした
人はどうしても現実的な理性が先走ってしまうので、ちょっと不思議なことを目の当たりにしても「気のせい」「あり得ない」など、いろいろと思考が邪魔したりしますが
そんなことあり得るはずがないと片付けてしまえば、せっかくのサインも見逃してしまうことがあります
もちろん、普段はしっかりと現実を見据えて生きてゆくことは大切ですが
時として、直感や第六感を信じてみる、自分の心の声に従ってみる
「まさか」と思うような、ちょっとしたサインに気づく
そんなことも生きてゆくうえでは同じように大切なことだと私は思います
ただそのことには囚われ過ぎない、何事もバランスは大事ではありますが(^^)v
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