12月25日に発症した尿管結石のため、先日、28日に体外衝撃波結石破砕術の手術を受けてきました
手術前のPCR検査で陽性だった場合には手術は延期になるとのことで大事を取り、サロンも1月いっぱいお休みをしていますが、お客様にはご迷惑をおかけしております
さてここからは
私と同じく体外衝撃波結石破砕術を受けなければならなくなった人の参考になればと思い書いてみます
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釧路脳神経外科 泌尿器科の青木先生の説明によると
私の結石は1cmほどで、女性の場合はまだ自然排石も可能ではあるけれど、出づらい大きさでもあり、男性だと痛みなどでかなり大変になるらしいです
また結石の自然排石期間は人により様々で、そのまま長期間留まり続けていると腎臓機能にも影響を与えるとのことで体外衝撃波結石破砕術を受けることになりました
体外衝撃波結石破砕術
体にメスを入れることなく結石だけを砕く体外衝撃波結石破砕術は、体外(皮膚の表面)から発生させた衝撃波を結石に集中させ、自然に排石されるくらいまで小さく破砕する術。麻酔は使用せず、痛み止めで行う
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手術当日(1月28日)釧路脳神経外科と同じ系列の釧路孝仁会記念病院に入院
■11時入院でしたが、PCR検査のため8時半に来院し受付。待つこと2時間
・PCR検査は無事陰性で病室に移動後、看護師さんからスケジュールなどの説明を受け、手術に関する様々な書類にサインをした後、検温・血圧測定
・点滴…術後に抗生物質の点滴を入れるため、前もって栄養剤の点滴で準備
・痛み止め…手術の30分前に痛み止めのための座薬使用
■14時 車イスに乗せられ手術室へ(歩ける患者でも決まりらしい)
・手術室に着くと、主治医の先生やスタッフの方がすでにこんな⤵医療装置の前で待機してくださっていて、台に乗った後はモニターを見ながら結石の位置確認
・私の結石は左側の尿管にあるので、左脇腹から石に照準を合わせ、皮膚表面に装置の一部をグイッと押し付け、準備が整ったら衝撃波をスイッチオン
体外衝撃波結石破砕術を受けた感想としては
皮膚表面の痛さは、指三本くらいできつめにおでこパッチンを連続でされている感覚で、体の中の方に響いてくる痛さの方が嫌な感じでした。確かに我慢できない痛さではないけれどそれなりには痛いと思う。
それよりも、さらに点滴で痛み止めを入れたため座薬とWになり、私にはきつかったのか、吐き気の方がつらかったです
・手術時間…きっと40分くらいだと思うのだけれど、衝撃波3000発で石は粉々に砕けたそうです
・また車イスで病室に戻った後は、抗生物質などの点滴(2本)
・衝撃波を当てた部分の皮膚に内出血
■翌、29日
・朝、採血とレントゲン写真を撮り、9時から先生の説明を受けたところ「すでに膀胱まで石が降りてきているので出るのは早いと思います。あとは水分をたくさん取って、普段通りに動いてください」とのお話しで退院(詳しく説明してくださいました)
・砕いた結石は一番大きなもので3mm程度、あとは小さな砂粒くらいらしく、身体的には血尿と膀胱炎のような鈍い痛みと不快感
・この日から抗生物質の錠剤を5日間服用
■手術から2日後の30日
・結石が動くときは尿路粘膜を傷つけながら降りてくるらしく、薄い血尿や鈍い痛みはこの日一日続く
・午前中トイレを流そうとしたら(汚い話しでごめんなさい)目視できるくらいの石(きっと一番大きな石)2粒と砂状のものが20~30粒出ていた!
・その後はトイレへ行くたびに数粒の砂状の石が出ているようでした
■手術から3日後の今日、31日
・朝、若干の血尿と、軽い痛み
・午後からは見た目、血尿は止まっているようだけれど、時々チクッとした痛みがあり、全て出るにはもう数日かかるのかなという感じです
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あとは3週間後に術後の診察を受けて今回の結石に関しては完結だと思いますが、とりあえず一回の手術で済んでホッとしました~
最近は結石になる割合が、男性が7人に1人、女性が15人に1人ということで、年々患者数が増え続けているそうで食生活が大きく関係しているのかもしれませんね
今回、釧路孝仁会記念病院の5階に入院させていただきましたが、看護師さん、食事などの係の方々、お掃除の方、みんな感じが良く、親切でした
また、院内(病室)もとても清潔で、きちんとコロナ対策もされており、不安なく手術を終えることができました
青木先生、スタッフの皆様には心からお礼を申し上げたいです
手術翌日の朝の病院からの景色
窓の内側から撮ったためこれが限界でしたが、冬化粧のような枯れ木の霧氷に朝日が当たってとてもきれいでした
新年から一ヶ月が過ぎ、明日からはもう2月ですね
2月のサロン再開についてはコロナの感染状況を踏まえ、後日お知らせさせていただきますので宜しくお願いいたします