風の木ブログにご訪問いただきましてありがとうございます
先日帯広で開催された「精麻でしめ縄作り」に参加してきました
現代の日本では大麻は悪いものというマイナスのイメージばかりが先行していますが、日本では古代より大切なご神事に使用され、強い祓い清めの力を持つ神聖な植物です
本来は神社の鈴縄・注連縄などにも使われるものですが、近年は麻農家さんや職人さんの減少で一部の限られた神社以外は本麻・精麻ではなく、合成麻で組んだ注連縄を掲げているのが実情なのだそうです
精麻とは http://www.iseasa.com/about-asa
日本古来の伝統ある文化が廃れてゆくことは寂しいことですね
わが家の内玄関に飾っていますので、来られた方はぜひふさふさ部分を両手で曳き撫でてみてくださいね
精麻の切れ端や抜けてしまった繊維をいただいてきたので、それのわずかな部分で麻ひもを依り、教えてもらった菊結びのお守りを作ってみました
精麻を湿らす水と水晶はシンギング・リンを回してさらに浄化を高め使用しました
お恥ずかしい話しですが…
あきっぽい私は単調な作業が苦手だったりします…が夢中になってしまいました
ひもを依りながら、講師をされた佐知子さんの「ひもを依るって、自分を依り直すという意味もあると思う」という言葉を思い出し
それは自分の生き方だったり、考え方だったり、姿勢だったりという意味と思いますが
ひもを依りながら、もし自分が生きてきた人生も依り直せるとしたら…どこで依り直そう…などと思いながら様々なことを内観させられました
結論は
どこかのポイントで人生を依り直してしまったら今の私はいないということなので、やはり人生というものは依り直したくはないな
大変なことはいろいろあったけれど、それでも私は今も幸せなんだと再認識
これも神の依り代ともなる麻の力のなせる業なのでしょうか
佐知子さんがある記事の中で「ただ神様にお願い事をする神社なのではなく…」と書いていましたが本当にその通りで、確かに困ったことが起きた時には私たちはつい神頼みしてしまいます
それは仕方のない事なのですが、そういうとき以外はやはり神頼みより平和を祈る、感謝を祈る場所であると良いなと思います
まさしく今は世界中が混沌としており、さらなる膿み出しが進むとも言われていますが
そんな世にあって、私たちひとりひとりが意識を高め、魂を成長させてゆくことで社会全体に影響し、国に影響し、世界に影響し、それがこの日本を守ってゆくことに繋がり、地球も守られてゆくのではと思います
ありがとうございます