釧路シンギング・リン音響セラピー風の木「響かせるということ」

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2017奈良の旅 Ⅳ ~ 熊野三山の奥院 神に呼ばれなければたどり着くことができないと伝わる玉置神社へ

風の木ブログにご訪問いただきまして
         ありがとうございます

お客様のAさんは以前通院していた病院で ある病名の診断を受け、そのご病気のことをいつもとても気にしていました

ただ私から見るとそうは思えなかったのですが、先日違う病院の予約が取れたと報告をいただき「もしかすると違う診断になるかもしれないですね」なんて話しをしていたところ

やはり以前の診断は誤診だったようです。ご自身が納得できない場合のセカンドオピニオンは大切だと改めて感じました。自分を守るための勇気は必要です

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 長いので、飛ばし飛ばし読んでくださいね(^^)/

 

四日目 天川村から朝7時半過ぎに出発

 

「神に呼ばれなければ辿り着くことができない」と伝わる熊野三山の奥院 異次元のパワースポットと名高い最強のご神域 玉置神社へ

 

どうか辿り着けますように・・・

 

天川村から峠や渓谷、ダムの脇道をひたすら走り(どこ走ってるの?)何とか時間をかけて十津川村へ入り、玉置山(標高1,076m)入り口に到着

 

そこからそのまま車で山頂付近の玉置神社駐車場へと向かうのですが…

 

「落ちたら絶対助からないよね」という車1台しか通れないような山道をクネクネと登り、ところどころに落石の跡も

 

街中のようにはスムーズに行くことができず、着くまでにそれなりの覚悟がいるという意味でも「呼ばれないければ行けない」と言われる所以なのかもしれないですね

 

やっと着いた神社駐車場 天川村からだいたい2時間40分ほどかかりました

 

駐車場から見る熊野の山並み

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駐車場で神社までの位置図を確認し「この鳥居から入るんだね」なんて確認し合っていると

 

突然後ろに駐車場茶屋のご主人が「あ~だめ、だめ、教えてやるから」

 

この鳥居から向かうのは正式じゃないんだ。ほれ、あの山道を登って!頂上に着いたらまずお地蔵さんに挨拶して、それから玉石社に最初に手を合わせてから本殿に挨拶だ!神様にはきちんと順番と言うものがあるんだよ(多分こんな感じだったと思う)

 

😲😲「は、はい」 頂上に向かい山を登り始める

 

玉置神社の不思議現象には神様からの祝福は周りにモヤがまとわりつくという話しが多く、確かにカメラを通すと常にモヤが

 

始めの登りは三輪山ほどではないにしてもきつい


頂上付近の平坦な道に出ました

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前を歩く友人 本当に異次元に入り込んでしまいそう

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何かしらすべてが陽の光で発光して見えます

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初めて目にする植物

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そして標高1,076mの玉置山頂上

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ご主人から教えられた通り、お地蔵さんに手を合わせます(写真なし)


今度は山頂から本殿に向かい下ってゆくのですが、この下りも今にも足が滑りそう

 

少し下ったところで…

 三石社

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そしてまた少し下ってゆくと、茶屋のご主人が言う通り 玉石社

玉石社は、大峯修験道の聖地であり、玉置神社の本殿よりも先に礼拝するのが習わしで玉置神社の始まり、基となったと伝えられているそうです。社殿がなくご神体である玉石に礼拝する古代の信仰様式 ご祭神:大巳貴命 (おおなむぢのみこと)

 

玉石社ではご祈祷をあげている先客の方がいて、しばらく待っていたのですが、なかなか終わらないため写真を写すことができずこの画像はお借りしました

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※奥の 大杉の間にある丸石がご神体です

 

玉石社に横から手を合わせ摂社、末社を参拝しながら本殿へ

 

荘厳さにきりっと身も心も引き締まります

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 玉置神社
玉置神社は大峰山脈の南端に位置する標高1,076mの玉置山 山頂近くに鎮座する。初代 神武天皇がご東征の途上、八咫烏の道案内でこの地で兵を休め「十種神宝(とくさのかんだから)」の「玉」を鎮め「置き」、旅の安全を祈願されたことから玉置(たまき)が名前の由来となっている。古くから熊野三山の奥院と称せられ霊場として栄えた。

ご祭神:本社御祭神 国常立尊(くにとこたちのみこと)・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冊尊(いざなみのみこと)・天照大御神(あまてらすおおみかみ)・神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)

摂社三柱神社ご祭神:倉稲魂神(うがのみたまのかみ)・ 天御柱神(あめのみはしらのかみ)・国御柱神 (くにのみはしらのかみ)

玉石社ご祭神:大巳貴命 (おおなむぢのみこと)(Wikipedia他 参照)

 

国指定有形重要文化財社務所(宿坊も兼ねています)

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同じく国指定有形重要文化財梵字を刻んだ釣鐘 神仏習合時代の梵鐘。

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夫婦杉 生涯仲睦まじく暮らせますように…と願うのでしょうか

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ご神木の樹齢3千年の神代杉
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3千年ですよ。この日本のどんな歴史を見続けてきたのでしょうね

 

今回の奈良旅は毎日時間が押してしまい、お土産を購入する暇もなかったのですが、ここでは自分のためにめずらしいお守りを買いました

 

「大和なる 玉置の宮の弓神楽(ゆみかぐら) 弦音すれば悪魔退散」と歌に詠まれ、弓神楽(ゆみかぐら)が描かれたお札は古くから悪魔退散というご神徳があり、全国でも珍しいそうです

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そして玉置神社幸運鈴 

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神社のお守りにはよく鈴がついていますが、どうしてかわかりますか?清らかな音には魔を退散させる力があるためと言われています

 

このように清らかな音が出るものを身近に置いて時々でも鳴らすと良いと思います

 

帰りはあの駐車場の鳥居へと続く反対の道を歩いて帰るのですが、茶屋のご主人と遭遇しなかったのか、こちらの道から神社へ向かう人たちも

 

遭遇できで良かったね^^と駐車場に戻り、帰る前にお礼を言いに行くと

 

「良かっただろ。先に楽を選ぶと後からろくなことがないんだ」😲

 

ご主人はさり気なく言った言葉だと思うけれどグサっとくる、全てに通じる格言

 

ありがとうございます 肝に銘じますm(__)m

 

 

修験道の修行の地であり、弘法大師様も修行されたというこの地で遥か昔に思いを馳せてみると何か懐かしいようで胸が熱くなります

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神社境内に足を踏み入れると、とても安らいだ気持ちになりますが、それはご神域と言われる場所に入らせていただくことで誰もが自分に還るからではないでしょうか

 

「この場所がこれからも守られますように、この美しい日本が、世界が、地球が守られますますように」そう願わずにはいられなくなる日本人としての本質

 

そんなひとりひとりの思いが、家族へ、地域へ、国へ、世界へ、地球へと伝わってゆく

 

全てが繋がっている、それがワンネス 今回の旅ではそう感じました

 

奈良への旅は次は数年後になると思いますが、玉置神社はまたいろいろな意味で自分を仕切り直し挑戦させていただきたいと思います

 

では、次回は奈良の旅 最終日 三輪神社、狭井神社三輪山登拝を(^^)/


ありがとうございます