釧路シンギング・リン音響セラピー風の木「響かせるということ」

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「なぜ心優しい青年が未曽有の連続殺人事件を起こしたのか」2023年3月全国公開予定 松山ケンイチ主演『ロストケア』特報動画~松山ケンイチ情報

『川っぺりムコリッタ』もまだ上映中ですが、来年3月に公開される『ロストケア』の特報動画も出てきましたのでご紹介したいと思います

松ケン、今度は連続殺人犯か…
松ケンは心に闇を抱えた人物を演じさせると半端じゃない深い演技力で観る人を圧倒しますが

この短い動画を観た限りでは
その演技力に衝撃を受け、松ケン作品をいろいろ観るようになったきっかけを与えてくれた『オリンピックの身代金』での貧しい東大生・島崎国男役を彷彿とさせてくれます

※『オリンピックの身代金』について書いた昨年のブログ記事

もうこのドラマ、「幻」と言ってもいいくらいにどこにも見当たらず(内容的にまずいのか…?)ぜひもう一度観てみたいとずっと思い続けている作品です



ロストケア【記事:ロストケア公式・FASHION PRESS・映画com】

監督・脚本を務めたのは、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」「そして、バトンは渡された」の前田哲監督

原作は、葉真中氏のデビュー小説「ロスト・ケア」(光文社文庫刊)
第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、審査員であった綾辻行人氏に「掛け値なしの傑作である」と言わした名作。連続殺人犯と検事が対峙し「なぜ彼が殺人を犯したのか」という点に迫るヒューマンサスペンスとなっている。

=あらすじ=
早朝の民家で老人と介護士の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、死んだ介護士と同じ訪問介護センターに勤める斯波宗典(松山)。彼は、献身的な介護士として介護家族に慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美(長澤)は、斯波が務める訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止める。この介護センターでいったい何が起きているのか―。大友は真実を明らかにするべく斯波と対峙する。

「私は救いました」。斯波は自分がしたことは「殺人」ではなく「救い」だと主張する。斯波の言う「救い」とは一体何なのか。なぜ、心優しい青年が未曽有の連続殺人事件を起こしたのか。斯波の揺るぎない信念に向き合い、真相に迫る時、大友の心も激しく揺さぶられる。

www.youtube.com

【監督・原作者・主要キャストコメント】

松山ケンイチ
この映画は、これから生きていくうえで大事にしなければならないものや、若い人たちに伝えるべきことが沢山詰まっている作品だと思います。他人事ではなく、自分の事として考え悩みながら演じました。

自分が出せる答えを見つけ、監督、スタッフさん、長澤さんと一緒に納得がいく作品が作り上げられたのではないかと思っております。

長澤まさみ
私が演じた「検事」は最初から最後まで正しいとはなにかを、悩み、心が揺れ動く役でした。私自身の迷いや心の揺れと、秀美の感情が良い方向にリンクし、良い演技ができました。この映画の「伝えたいこと」を、多くの皆さんに受け取って頂きたいと思います。

鈴鹿央士
松山さんと長澤さんのお芝居を特等席のような場所で見て感じることが出来て本当に幸せでした。今まで、親や祖父母や曾祖母に介護が必要となる時がくることについて、きちんと考えたことがありませんでした。今回脚本を読んで自分の身に置き換えた時、沢山のことを考えさせられました。僕は数学が好きで、今回の役柄も数学的な知識を駆使して事件を解決に導く大事な役だったので、大切に演じようと思いました。

◆柄本 明
前田監督から手紙まで頂いたので、やるしかないと思いました。私はいつも役を演じる際は、「脚本読んで」「台詞を言う」。これを大切にしています。

松山さんと親子の役を演じて、あらためて松山さんに才能を感じました。

◆監督:前田 哲
映画は日々変化し一瞬にして天国と地獄をも生み出す「生き物」であることを思い知らされた撮影現場でした。松山ケンイチさんと長澤まさみさんの「魂のバトル」に、ご期待ください。二人の表情と言葉に、映画のテーマ全てが込められています。

◆原作:葉真中 顕
私自身、この作品の映画化は難しいのではないかと思っていましたが、原作に惚れ込んでくださった前田哲監督と松山ケンイチさんが努力に努力を重ね、実現の運びとなりました。原作者冥利に尽きます。高齢化が進みケアの問題がより切実になる今、映画『ロストケア』の公開が価値あるものになることを期待します。


◆主題歌:「さもありなん」森山直太朗
前⽥監督からお話をいただき「さもありなん」という曲ができました。介護という⼀つのテーマでも⽣きている⼈の数だけ無数の問題と途⽅もない答えがあって、何が善で悪なのかはそれぞれ倫理観、置かれている⽴場によって異なります。

⼤切なのはその「異なり」を寄り添い⾒守ること。是か⾮か、ありか無しかを問い合うより無意識の視点で相⼿の想いを感じること。「さもありなん」はそんな普遍の優しさから⽣まれた⼀曲です。

泡と化す宇宙の⾔葉。境のない世界になることを願いながら。

作品詳細 
映画『ロストケア』
公開時期:2023年3月 全国ロードショー
出  演:松山ケンイチ長澤まさみ鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂峯村リエ、加藤菜津、やす、岩谷健司、井上肇綾戸智恵梶原善藤田弓子柄本明
原  作:『ロスト・ケア』葉真中顕 著/光文社文庫
監  督:前田哲 
脚  本:龍居由佳里、前田哲
配  給:日活 東京テアトル
制作プロダクション:ドラゴンフライエンタテインメント

©2023「ロストケア」製作委員会

公式サイト:https://lost-care.com
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