桜木紫乃さんのベストセラー小説の映画化「ホテルローヤル」
昨日が公開初日で、観てきましたよ~
公開記念舞台挨拶は全国の劇場へ向けてライブビューイングで行われました
舞台挨拶生中継が始まる前はLeolaが歌う「白いページの中に」が繰り返し、繰り返し流れ、もともとこの歌が好きだった私はすっかりノスタルジー気分
けっこう混んでいて男性が多かったことにちょっとビックリ
若い方から高齢の方まで半分ほどは男性だったような気がします
波瑠ファン?
女性も男性も一人で来ていた方が多かったです
映画自体は主人公の目線から家族、従業員、ホテルを訪れる人々の人間模様や人生悲哀がひとつひとつ描かれていて、最後は主人公 雅代の自分の人生に対するあきらめにも似た受容のようなものを感じました
原作者の桜木紫乃さんが「白いページの中に」を聴いて
私たちの失敗とかなしみ、出会いと別れをすべて包んでくれる優しさがある。この声が、なにもかもを赦して愛せるものに変えてくれるようだ。
この文面こそがこの映画が伝えたかったことだったのかなと思いました
「赦し」と「愛」なんですね
私的にはどう表現したら良いのか、難しい作品でしたが
だけど妙に心に刺さるというか、切なく染み入ってくる映画でした
松山ケンイチさんは、ごく普通の営業マンを演じていたので上手いも下手も本当に一般人のようでしたが(それが上手いということでしょうか)雅代のお父さん役の安田顕さんは演技の見せ場が多かったと思います
安田顕さんも本当に上手な役者さんです
釧路湿原の情景が美しかったことと
波瑠さんの透き通るような美しさが印象に残りました
【友人mamitan撮影の釧路湿原】