風の木ブログにご訪問いただきましてありがとうございます
今、私の知り合いたちが続々と伊勢神宮へとお参りに向かっています
地球も世界も日本も…この大変革のときに、それぞれの人たちの魂が振動し、思うこと、響くことがあるのだと思います
先月6年ぶりに奈良へ行ってきましたが、始めの2日間は ちいろば倶楽部 主宰の「日本の原点に還る旅」に参加させてもらいました
ちいろばさんのツアーはただのパワースポットを巡る旅ではなく、日本の原点となる歴史を掘り下げながら、日本人として正しい神道を学ぶ旅でもあります
奈良も今年は様々な節目を迎えました
※大神神社と同じく日本最古と言われ、日本の神社の総元締めである石上神宮の桜門
春日大社は20年に1度の式年造替の年であり、また橿原神宮では ご祭神である初代 神武天皇が崩御されてから2600年という式年の年を迎え「神武天皇二千六百年大祭」が行われました
※ 春日さんでは写真を撮る時間がなく、この写真はフリー画像をお借りしました
春日さんは 1300年前、奈良が都であったとき日本の国の繁栄を願い、また国を守護するために創建され、鹿島神宮から武甕槌命(タケミカヅチノミコト)様をお迎えしました。
その時に武甕槌命様が白い鹿に乗ってやってきたことは有名です。
奈良では現在も鹿は神聖なものとして地域に溶け込んでいて、当たり前のように人と鹿が共生しながら暮らしを営んでいます。糞が落ちていても誰も汚いなんて言いません。
本来あるべき姿だと思います 素晴らしいですね
一日目の春日大社では「お砂持ち行事」へ参加。国宝のご本殿も間近に拝観でき、20年に1度ということで、きっと最初で最後となる貴重な体験ができたと思います
※春日大社名物のお膳(奈良名物の柿の葉寿司がついていて見た目よりボリュームがあります
その後は天河大弁財天社、丹生川上神社下社、橿原神宮、大和神社、石上神宮、大神神社 狭井神社、檜原神社の9社を廻って参拝
※天河さんではあまりの荘厳さに誰もが皆無言のまま立ちすくみます
※丹生川上神社下社 ご神馬
※初代天皇 神武天皇ご崩御から2600年を迎えた橿原神宮 回廊からの拝殿
※大神神社と同じく三輪山をご神体とする 元伊勢 檜原神社 三ツ鳥居(みつとりい)は全国的にみても珍しいもなのだそうです
仏閣関係は不空羂索観音菩薩像が安置されている興福寺南円堂、東大寺などをお参りし、最後の二日間は明日香村と平城宮跡へ
明日香村の名所は道幅の関係上、車では回りきれないためサイクリングになり一日がかりです🚲
けっこう急な坂なんかもあり、何度「歩けばよかった」と思ったことか(笑)
※教科書にもよく出てくる高松塚古墳
※明日香村 石舞台古墳
※明日香村 石舞台古墳 内部からの撮影です
※キトラ古墳から写した町並み
そして最終日
奈良の中で私が一番「行っても行かなくてもいいかな」と思っていた平城宮跡へ
※天皇の即位式など国の最も重要な儀式に使われていたという第一次大極殿
平城京はご存知の通り1300年前(奈良時代)の日本の首都であり、平城宮跡は天皇の住居をはじとした官公庁、仏閣、神社などが集まった都の中心地でした
甲子園なら30個は入るという広大な敷地で、天皇を初めとした皇族・貴族・役人・僧や神官、使用人など10万人以上が住んでいたそうです
現在はその広大な跡地に第一次大極殿と正門である朱雀門などが復元されています
※朱雀門
一見するとただの野っ原の中にレプリカである古代の建築物がポツンポツンと建っている感じで、わざわざ足を運ばなくてもいいかなぁ~なんて思っていたはずが…
バスを降り、その跡地に足を踏み入れた途端、一瞬にして空気が変わったことがわかりました
上手く言えませんが、その跡地の中だけ時空が古代のまま止まっているような…それこそ魂が震えるようで金縛りの様に草原を見回していました
奈良は私にとって何故かなつかしいと感じる土地なのですが、行っても行かなくてもいいと思っていたこの場所が自分にとって一番魂が揺さぶられる場所だったとは…
意外でした
きっと誰にでもそんなふうに魂が震える場所があるのだと思います
ご自分が直感で行きたいと思った場所にはぜひ行ってみてほしいと思います
奈良の話は語り出すといつまでも終わらないためここら辺で
ここまで読んでくださった方がいましたら…こんな拙い文書と下手くそな写真を見ていただいて本当にありがとうございます