釧路シンギング・リン音響セラピー風の木「響かせるということ」

「風の木」は北海道釧路市の住宅街にある音響セラピーサロンです

耳を澄ます

知っていましたか?

虫の声や波、風、雨の音、小川のせせらぎなどを
美しいと感じれるのは日本人だけだということ

虫の声などは世界中で日本人とポリネシア人しか
聞き取ることができなく、それ以外の外国の人は
たとえ聞こえたとしてもただの不快な雑音としか
感じられません

これには母国語と脳が関係していると東京医科歯科大学角田忠信教授の研究で 明らかにされました

母音、泣き・笑い・嘆き、虫や動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎ、邦楽器音などの音を日本人は言語と同様の左脳で聴き、西洋人は楽器や雑音と同じく右脳で聴いていることが研究で分かった【参照:MAG2NEWS(なぜ日本人には虫の「声」が聞こえ、外国人には聞こえないのか?)】

日本人独自の自然観と言える
自然万物にはすべて神が宿っているという感性も
脳に大きく影響を与えているそうです

感性豊かで情緒深い日本人でありながら
慌ただしい日常に振り回されて、いつの間にか
耳を澄ますことの大切さを忘れてしまいます

今、その瞬間でもよいので耳を澄ましてみると

聞こえてきます

風の音、木々の揺れる音、犬が吠える声…
冷蔵庫や暖房機などの作動音…

耳を澄ますと

心がシンっと静まり返って

静かに自分に戻ってゆけます

瞑想がうまくできないという方も耳を澄ますことから
始めると良いかもしれません

 

私の好きな詩集の一冊

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谷川俊太郎さんの「みみをすます」

みみをすます
きのうのあまだれに
みみをすます

みみをすます
いつから
つづいてきたともしれぬ
ひとびとのあしおとに

みみをすます
めをつむり
みみをすます

ハイヒールのこつこつ
ながぐつのどたどた
ぽっくりのぽくぽく

みみをすます
ほうばのからんころん
あみあげのざっくざっく
ぞうりのぺたぺた

みみをすます
わらぐつのさくさく
きぐつのことこと
モカシンのすたすた
わらじのてくてく

そうして
はだしのひたひた・・・・・

ここからもまだまだ続いてゆくのですが
あまりにも長いため省略します

みみをすます
きょうへとながれこむ
あしたの
まだきこえない
おがわのせせらぎに
みみをすます

こうして忙しい日々の中でも耳を澄ますことの
尊さを味わってみると

雑音と言われる音も自分を豊かにしてくれる時間を
提供してくれるのだということを知ることができます

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澄んだ美しい音が出る「てのりん」

友人の勧めで私のセッションアイテムに仲間入り

先日の倍音浴瞑想会でデビューいたしました(笑

次回 倍音浴瞑想会は新年最初の新月の日
1月25日(土)13時~を予定しています

最近は正式なご案内前に満席となることが
多くなっていますので、ぜひ!という方は
早めにお申込みくださいm(__)m

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追記
ここ数日各地で大き目の地震が頻発しています
地震の動き方(移動)なども気になるものがあり
いざという時には避難できる場所を常に意識し
注意してゆきましょう
何事もなくとも、備えあれば憂いなしです